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インスタグラムを始めたばかりだと、写真や画像を次々に投稿していくだけ、という何気ない手法が続きますよね。私もそうでした。
でも、気に入った投稿写真の人物が『他にどんな写真を投稿しているのか?』って、気になってその人のプロフィール画面をタップして見ますよね。その時の一番のアピール・ポイントになるのが・・
投稿一覧・ギャラリー
である、という発想が目からウロコでしたので、ご紹介しますね。
投稿一覧(ギャラリー)が3列表示だということ
投稿一覧(ギャラリー)がスマホでもPCでも3列で表示される仕様なんです。つまり、 3枚で一組 という考え方、演出ができるということです。
もっと広げて 9つのグリッドで一枚の絵 となるような演出も可能ということです。
つまり、統一感をもたせることで、投稿一覧(ギャラリー)を使ってひとつの作品集を演出することが可能なのです。
ただ単に1枚1枚の写真や画像を投稿していくのではなく、投稿一覧(ギャラリー)上での構成を意図して順番に投稿していくという発想です。
統一感を出して演出しているインスタグラマーさんをご紹介
@keiyamazaki
参照:@keiyamazaki ギャラリーのスクリーンショット |
Kei Yamazaki さん
元グラフィックデザイナーということで、絵的な構成が考慮されてあります。
シンプルに「食パン」の上に盛った写真、しかも上から撮影した画像を並べています。
グリッド効果で統一感ありありですね。 また、そう一覧の中に違う角度の写真をすっと織り込むことで、アクセント効果もかもし出しています。
@oookickooo
参照:@oookickooo ギャラリーのスクリーンショット |
イラストレーターの きくちあつこ さん
自分が描くイラストを投稿しているのですけど、どれもファッション・コーデの提案イラストなんですね。コラムニストを絵でしている感じです。
@d_japanese
参照:@d_japanese ギャラリーのスクリーンショット |
日本男子屈指のインスタグラマー Dさん
ファッションを中心に自分の世界観を表現しています。3列を上手に使った演出が見事ですね。左から「ファッション系」「日常系」「イラスト系」と並べていて、画面をスクロールさせても同じテーマが流れていくように仕立ててあります。
ギャラリーで自分の世界観を表現する
投稿一覧(ギャラリー)に工夫を施すことで、パッとみただけで、 このアカウントがどのような人物なのか、テーマなのかを理解してもらうという、言語を超越したコミュニケーションが可能になるわけです。
例えば、4コマ漫画を表現してもいい。ひとつの写真集として、グリッド表現してもいい。
写真でいうなら、『組み写真』という表現技法もあります。横1列の3つの写真でひとつの組み写真を構成してもいい。
投稿一覧(ギャラリー)の縦3列、横3行の9グリッド空間で、とても小さなタイニー・レベルの作品集を演出すると、そこにその人物・アカウントの世界観が表出されるわけです。
フォロワー数の多いインスタグラマーさんって、立派な表現者であるわけですね。
納得。